北朝鮮で、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の両手に無数の腕がしがみつく瞬間が捉えられていました。
おつきの人が、慌てて腕を引きはがす事態となりました。

この日、金総書記が視察したのは、大規模な洪水被害に見舞われた被災地。

自ら、テント生活を余儀なくされている被災者のもとへ足を運んでいました。

今回の水害では、住民の不満が指導部に向かうことを回避したいのか、被災地の視察を強調してきた金総書記。

車の3分の1ほどが水没しても、ボートの上で枝に頭をぶつけても、被害のひどさを自らの目で見続けてきました。

その被災者たちに対し、金総書記からサプライズが用意されていました。

被災者たちへの懸命のアピールか、白いドレスをプレゼントしたのです。

もらった女の子は、感動のあまり大号泣。
その姿を見た金総書記も、もらい泣きなのか、目じりを押さえる場面も見られました。

そしてドレスを着た女の子からも、頬にキスをするサプライズ返しが。
金総書記は、笑顔を見せました。

その後、外に出た金総書記を待っていたのは、「帰らないで」とばかりにテントの中から伸びた被災者たちの腕でした。

金総書記は復旧に時間がかかっていることについて、「申し訳ない」と謝罪したということです。

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