南北軍事境界線の北側にある北朝鮮の「宣伝村」に掲げられた国旗。韓国側から撮影された=2022年7月(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は22日、北朝鮮のアニメスタジオが米国からの制裁に違反し、米国や日本の制作会社が下請けに出した仕事に関わっていたとみられるとの分析を公表した。各国企業が「意図せずに北朝鮮企業を使っている可能性」を示すものだとしている。  制作会社側が知っていた形跡はないという。カリフォルニア州を拠点とする会社が制作した「インビンシブル~無敵のヒーロー~」などの制作下請けに北朝鮮のスタジオが関与していたもようだと指摘した。  北朝鮮のIPアドレス上に置かれたクラウドサーバーに保管されたアニメ制作の指示や作業結果を含むファイルを分析した。


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