【ソウル共同】岸田文雄首相の自民党総裁選への不出馬表明を受け、韓国外務省当局者は14日、尹錫悦大統領と共に日韓関係の改善を進めた岸田首相が辞任しても、関係発展を目指す考えを表明した。来年の日韓国交正常化60周年を「両国関係を飛躍させるきっかけにする」と記者団に強調した。一方、関係が後退すると懸念する見方も出ている。  尹政権は日韓間の最大懸案である元徴用工訴訟問題の解決策を昨年3月に示し「戦後最悪」とも言われた関係を修復。首脳間の「シャトル外交」も活発化した。  ソウル新聞は「尹氏との最高の相性を見せた岸田氏が退いても韓日関係は大きく変わらない」と分析した。


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