出発間際の電車で目撃された、閉まりかけたドアに足をかけ、仁王立ちでわめきながら発車を妨害する男。

7月、中国・広東省の地下鉄で起きたトラブル。
出発のチャイムが鳴り響いたその時、Tシャツ姿の男が「早く出てこいよ!」「そこのやつ!」と、大きな声を張り上げています。

よく見ると、男はサンダルのようなものを履いています。

ホーム側から撮影された映像を見ると、男の左足はホーム側に、右足を電車内に踏み入れ、ドアが閉まるのを防いで出発させないようにしているようです。

そこに駆け付けた駅員が、「お客さま!降りてください!とりあえず降りてください!」と声をかけるが、男は聞く耳を持たず、車内を指さしながら「おい!そこのやつ!お前が降りないなら俺はずっとここにいるぞ!」などと大きな声を上げ続けます。

どうにも怒りが収まらない男は、電車の出発時間を過ぎても仁王立ち。
一体、何があったのでしょうか。

現地メディアなどによると、当時、男が電車から降りようとしていた時、ホームで待っていた乗客の1人が待ちきれずに乗り込んできたといいます。

そして、すれ違った際、乗客が持っていたスーツケースが男にぶつかりトラブルになったと伝えています。

「降りる人を待って乗ってくるのがルールだ」と男は主張していたのでしょうか。

スーツケースを持っていた乗客は「なぜ私が降りないといけないの?」と、ぽつり。
どうやら、ぶつけたことを自覚していない様子でした。

その後、駅員が2人を電車から降ろし、警察に引き渡したということです。

この騒ぎで、電車は数分遅れて駅を出発したということです。

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