この中でバイデン大統領は「岸田総理大臣は日米同盟を新たな高みへと導くため、私とともに働いてきた。そして、世界における日本の役割を変革した。重要な、新しい国家安全保障戦略を発表し、ロシアによる侵攻のあと、ウクライナへの支援を強化した。そして、韓国のユン・ソンニョル大統領とともに日米韓3か国の新しい時代を切り開く歴史的な一歩を踏み出して、共通の課題に対処するための私たちの集団的能力を強化した」として、その功績をたたえています。

その上で「岸田総理大臣のリーダーシップにより、日米同盟の未来はかつてなく強固で、明るいものになった。その勇気あるリーダーシップはこれから何十年もの間、両国の記憶に残るだろう」としています。

米国務省「特別な友人でリーダーシップに深く感謝」

岸田総理大臣が来月の自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明したことに関連し、アメリカ国務省のパテル副報道官は14日、記者会見で「岸田総理大臣は、アメリカにとって特別な友人であり、その揺るぎないパートナーシップと先見性のあるリーダーシップに深く感謝する」と述べました。

その上で「彼のリーダーシップのもとで日米同盟はさらなる高みに引き上げられ、互いに肩を並べ、共通の価値観や利益を推進するグローバル・パートナーシップへと真の進化を遂げた」と評価しました。

そして「誰が次の総理大臣になっても、われわれは引き続き、日本との同盟関係やパートナーシップを深めていくことに疑いの余地はない」と強調しています。

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