第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島の南小島と魚釣島の沖合で、中国海警局の船2隻が、14日午前8時ごろから日本の漁船1隻の動きに合わせるように相次いで日本の領海に侵入しました。

2隻は、28時間余り領海内を航行し、日本の漁船がこの海域から離れたあと、いずれも15日正午すぎに領海を出ました。

海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が、日本の領海に侵入するのが確認されたのは今月7日以来で、ことしに入って30件目です。

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