15日、フィリピン・ルソン島ラグナ州のカリラヤ日本人戦没者慰霊園で、献花し手を合わせる参列者(共同)

 【カリラヤ共同】太平洋戦争の海外戦地として最多の日本人が死亡したフィリピンで15日、日本大使館主催の慰霊祭が営まれた。遠藤和也大使は「フィリピンで日本人50万人、フィリピン人100万人を超える数多くの方々が尊い命を落とした」と指摘。戦闘の巻き添えになったフィリピン人や日系人の遺族の苦悩も「日本人は決して忘れてはならない」と訴えた。  会場はルソン島ラグナ州のカリラヤ日本人戦没者慰霊園。激戦地だったフィリピンには、戦後79年を経た今も戦没者の遺骨が各地に残されている。遠藤氏は「一日も早くふるさとにお迎えできるよう国の責務として全力を尽くす」と誓った。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。