8月15日の「終戦の日」に合わせ、戦争の犠牲者を追悼し平和を願う「平和の鐘プロジェクト」が全国で展開されていて、山陰両県の寺院や教会でも鐘が一斉に鳴らされました。
このうち鳥取市覚寺の摩尼寺でも、正午に鐘が打ち鳴らされました。そして住職が読経をする中、集まった参拝者たちが鐘を打ち鳴らし、手を合わせて平和の祈りを捧げました。

「平和の鐘プロジェクト」は、2005年に北海道の若者たちが始めた平和運動で、呼びかけに応じた全国各地の寺院や教会の鐘を一斉に鳴らすことで、戦没者を追悼し、平和を祈念しようという取り組みです。鳥取市内では、23の寺院と3つの教会が参加しました。

摩尼寺・居川敬信住職:
他の国では相変わらず戦争が続いている。一緒に鐘をついて、再度不幸な戦争を思い出して、二度とそういう戦争が無いように祈ることです。

79回目の終戦の日、参拝者は平和への願いを新たにしていました。

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