イスラエル・テルアビブで発言するブリンケン米国務長官=19日(AP=共同)

 【カイロ、エルサレム共同】イスラエルを訪れたブリンケン米国務長官は19日、ネタニヤフ首相ら政府高官との一連の会談を始めた。エジプトの首都カイロで同日、パレスチナ自治区ガザの停戦に向けた実務協議が再開。ブリンケン氏は記者団に「停戦実現へ恐らく最後のチャンス」だと語った。バイデン米大統領は週内の合意成立を目指しており、妥結に向けイスラエルに譲歩を求める。  カイロでは、カタール・ドーハでの交渉で米国が示した新提案を軸に、米、エジプト、カタールの仲介3カ国を挟んでイスラム組織ハマスとイスラエルとの実務協議が本格化。週内にも高官協議が再開される見通し。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。