【ワシントン共同】米国務省は19日、イスラム主義組織タリバンの迫害を逃れるため米国入りを目指すアフガニスタン市民を巡り、フィリピンが一時滞在を受け入れることで米フィリピン両政府が合意したと発表した。米国の承認を待つ間、米政府が食事や医療サービスを提供する。  ワシントン・ポスト紙によると、対象者は約300人。取り組みを拡大する可能性もある。  タリバンは2021年8月15日、政権を掌握。米軍は同30日に撤退を完了した。駐留米軍に協力したアフガン人らは報復を恐れ、多くが米国への移住を希望。同紙によると、21年以降、16万人以上が米国へ渡った。


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