20日、米シカゴの民主党大会2日目で演説するダグラス・エムホフさん(ロイター=共同)
【シカゴ共同】米大統領選の民主党候補、カマラ・ハリス副大統領(59)の夫で、弁護士のダグラス・エムホフさん(59)が20日、イリノイ州シカゴの民主党大会に登場した。ハリス氏を「陽気な戦士」と呼び「彼女が大統領になれば、その情熱が私たちにとってプラスになる」と太鼓判を押してみせた。 エムホフさんは米史上初の女性副大統領の配偶者として「セカンドジェントルマン」になった。ユダヤ系で、反ユダヤ主義に対抗するバイデン政権の取り組みに関わった。ハリス氏が女性大統領になれば、自身も初の「ファーストジェントルマン」として活躍が期待される。 演説でハリス氏について、共和党候補のトランプ前大統領(78)との選挙戦を念頭に「いじめっ子に立ち向かい、誰かが不当な扱いを受けるのを嫌う。共感力こそが彼女の強みだ」と強調した。「今、この国の歴史において最もふさわしい大統領になる」と訴えた。 エムホフさんの前妻との子ども2人と信頼関係を築いた様子を振り返り「大統領として、皆さんの子どもにも寄り添うだろう」と話した。
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