中国・北京で21日に開幕した「世界ロボット大会」には、世界中から様々なロボットが集まりました。

女性のロボットは、眼球がゆっくり左右に動き、ほっぺも柔らかい感じに見え、とてもリアルです。

開発責任者:
他のロボットの表情は40~50カ所の動きですが、私たちは140カ所動かせます。

人間そっくりな表情を見せるロボットたちだけではありません。
器用に手を使って洗濯物を畳んでいるロボットもいます。

人だかりができているのは、目の前にいる人物を認識し、約5分で似顔絵を描くことができるロボットです。

特徴をよく捉えているように見えますが、モデルの評価は「似てない」と辛口でした。

押しても倒れない二足歩行ロボットは、足元に障害物があってもバランスを取って歩けるので、災害現場などでの活躍が期待されています。

中国におけるヒト型ロボットの市場規模は、現在552億円で、5年後には1兆5000億円に拡大する見込みです。

背景にあるのは、人口減少による人手不足への懸念です。

作業工程に合わせて自分の判断で手を交換することができるロボットも。

ロボットが商品を仕分けし、仕分けが終わると商品がベルトコンベヤーで流れていきます。
すると今度は、最終地点で待ち受けていたロボットが商品を運んでいきます。

UBTECH責任者:
2023年、中国大陸では3000万人の経験ある労働者不足だった。それを補うには人型ロボットが必要。現在、人型ロボットの生産コストは2000万円くらいだが、今後300万円くらいにするのが目標。

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