パキスタンの首都イスラマバード近郊で25日午前、橋を走行中のバスが谷底に転落しました。

地元当局によりますと、この事故で乗客ら25人が死亡したということです。

バスは中部パンジャブ州の都市、ラワルピンディに向かっていたということで、地元当局はブレーキの故障が事故につながった可能性があるとみて調べています。

また、パキスタン南西部のバロチスタン州でも25日、走行中のバスが道路脇の斜面に転落する事故がありました。

地元の警察によりますと、この事故で乗客ら10人が死亡し、30人がけがをして病院に運ばれました。

バスはイスラム教の巡礼者を乗せてイランからパキスタン中部パンジャブ州に向かっていたということで、地元の警察はスピードの出し過ぎが事故につながった可能性もあるとして原因を調べています。

パキスタンにある日本大使館によりますと、いずれの事故も日本人が巻き込まれたという情報は入っていないということです。

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