サリバン米大統領補佐官(ロイター=共同)、中国の王毅外相(ゲッティ=共同)

 【北京共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は27日、北京を訪問した。2021年のバイデン米大統領就任後、サリバン氏の訪中は初めて。29日までの日程で中国の王毅外相と会談する。米中のメディアが伝えた。バイデン氏と習近平国家主席の首脳会談実現を目指し地ならしを進めるとみられる。  米中双方はサリバン氏訪中を前に台湾や南シナ海、通商といった問題を巡り立場の違いを鮮明にし、溝の深さが浮き彫りになった。衝突回避のため対話を通じて米中間の競争を管理する考えだ。  国家安全保障問題担当の米大統領補佐官の訪中は8年ぶり。


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