【エルサレム共同】国連高官は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ中部デールバラハの一部に25日出した退避要求の影響で、人道支援活動が26日、一時中断を余儀なくされたと明らかにした。ガザでは今月、ポリオ(小児まひ)の感染が確認されたが、準備していたワクチン接種に影響が出る可能性がある。ロイター通信が報じた。  国連人道問題調整室(OCHA)によると、軍の退避要求は今月だけで16回出ている。ガザ地区の88%以上に退避が求められ、残りの地域に避難民が密集しているため、水や医療、避難所などが不足している。


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