両首脳は27日、電話会談を行い、インド政府の発表によりますと、モディ首相は、ロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢について平和的な解決に向けて対話と外交が重要だと改めて強調したということです。

そのうえで、ロシアとウクライナを含む関係国が、誠実かつ実務的に関与することが必要だとして、支援していく考えを示しました。

モディ首相は今月23日、ロシアによる軍事侵攻後、初めてウクライナを訪問して、ゼレンスキー大統領と会談を行い、同様に和平交渉を促しています。

一方、ロシア大統領府によりますと、今回の電話会談でプーチン大統領は紛争解決の方法についてロシア側の立場を説明したということです。

プーチン政権は、ロシア西部クルスク州へのウクライナ軍の越境攻撃を受けてウクライナ側と和平について話し合うつもりはないという意向を繰り返し表明していて、戦闘の終結は見通せない状況です。

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