【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は27日、中国政府が支援するハッカーがここ数カ月間、米国のインターネットプロバイダー3社にハッキングして侵入し、利用者の情報を収集していたと報じた。少なくとも2社は数百万人の顧客を持つという。米政府や米軍関係者らが標的だったとみられる。  米大手セキュリティー企業が提供する管理プログラムの欠陥を悪用しており、専門家は中国からのハッカーの手法が「劇的に進歩した」と警告した。  中国政府の支援を受けるハッカー組織ボルト・タイフーンの過去の手法と関連していたという。


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