カザフスタン共和国で原爆展が開かれるのを前に、案内役を務める学生への研修会が長崎市で開かれました。

被爆者 三瀬清一朗さん(89)
「平和は人類共通の世界遺産です」

被爆者 三瀬清一朗さんの講話に耳を傾けたのは、カザフスタンとジョージアの大学生など合わせて6人です。

カザフスタンでは29日から1カ月間、広島と長崎の原爆被害の写真などを展示する「原爆展」が開かれます。

研修会は、現地でパネルの説明などを担当する学生たちに、被爆の実相を深く理解してもらおうと国立追悼平和祈念館が初めて開きました。

参加したカザフスタンの学生は・・・

男性
「(原爆展の来場者に)きょう三瀬さんから聞いた話や、長崎原爆資料館で見た内容を共有したい」

女性
「核のない世界、戦争のない世界は作れるという思いを伝えたい」

原爆展では三瀬さんと、被爆者 丸田和男さんによるオンラインでの被爆体験講話も予定されています。

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