ロシア外務省は28日、ウクライナ侵攻を取材する米国人のジャーナリストや米軍、検察の幹部ら計92人を無期限で入国禁止にすると発表した。

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 単独の組織では、ロシアで記者がスパイ罪に問われ、身柄交換で解放された米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)関係が14人と最多。記者のほかに編集長やキーウ支局長、元モスクワ支局長らが対象になった。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどで侵攻関連の取材を担当する記者も含まれた。

 ロシア外務省は発表で「ロシアとロシア軍の偽情報を拡散し、米政府の『ハイブリッド戦争』の隠蔽(いんぺい)に関与している」と批判。米政府や米宇宙軍の幹部に加え、ウクライナ軍を支援しているとして、軍事企業や金融機関幹部も含めた。

 米国が今後もウクライナへの支援やロシアへの内政干渉といった敵対行為を続ける場合、さらに入国禁止対象を増やすとしている。

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