アメリカのトランプ前大統領は29日、大統領選挙・激戦州の1つミシガン州で演説し、大統領に返り咲いた場合に、不妊治療の1つである体外受精の費用を政府の補助や保険で賄う新たな方針を発表しました。

トランプ氏は演説で「体外受精の費用は高額で、大変なことだ」と指摘し、大統領に返り咲けば体外受精に関連した全ての費用を「政府が支払うか、保険会社に支払いを義務づけする」と表明しました。

また、「私たちは、より多くの赤ちゃんが欲しい」と強調して、出産に関する主な費用について税金からの控除を認める考えも示しました。

世論調査ではハリス氏が女性の有権者や、若年層をリードしていることから、トランプ氏としては支持層を拡大する狙いがあるとみられています。

一方、トランプ氏は日本製鉄によるUSスチールの買収計画について、「日本に渡してはならない」と述べた上で、「再建すべきだ」として、買収を阻止する考えを改めて示しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。