【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ前政権の「麻薬戦争」に関与した警察の元長官ら50人以上に対し、国際刑事裁判所(ICC)が捜査対象として正式通知したと、トリリヤネス元上院議員が24日述べた。6月ごろに逮捕状が出るとの情報も得たという。X(旧ツイッター)に投稿し、共同通信の電話取材に答えた。  オランダ・ハーグに本部を置くICCは前政権が超法規的に実行した薬物犯罪容疑者らの殺害を捜査している。ドゥテルテ前大統領の一族には、マルコス大統領がICCの捜査を容認しているのではないかとの疑念がある。前大統領の娘サラ氏は副大統領を務めており、波紋を広げそうだ。


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