ロシアのウクライナへの軍事侵攻が長期化するなか、ロシア国防省の官僚トップが収賄の疑いで拘束された。

ロシア連邦捜査委員会は23日、イワノフ国防次官を収賄の疑いで拘束したと発表した。

国営タス通信は、イワノフ氏が少なくとも100万ルーブル(約166万円)の賄賂を受け取った疑いがあると報じている。

イワノフ氏は、23日午後にモスクワで開かれた国防省の理事会に出席後拘束されたとみられ、プーチン大統領やショイグ国防相は、事前に報告を受けていたという。

イワノフ氏はショイグ国防相の側近で、国防省の傘下企業のトップを経て、2016年に国防次官に任命され、軍の資産管理や住宅・医療支援を担当していたという。

ロシアメディアは、イワノフ氏が「ロシアで最も裕福な官僚のひとり」と伝えている。

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