宮崎空港で外国人インターンシップの受け入れが、2日から始まりました。
人手不足の解消につながればと期待がかかっています。

(秦萌記者)
「2日からインターンシップが始まったのはインドネシアの大学生4人です。様々なことを学べると、期待でいっぱいの様子です。」

インターンシップに参加するのはインドネシアのスラバヤ航空工科大学に通う学生4人で、9月30日までの1カ月間、搭乗客の案内など「グランドハンドリング」と呼ばれる地上業務を行います。

(学生)
「大学では交通輸送を専攻しています。よろしくお願いします。」

インドネシアの学生が日本の空港でインターンシップをするのは全国で初めてです。

インドネシアでは若者の働く場の創出が課題となっていて、インドネシア大使館から宮崎空港でグランドハンドリングを担う宮崎交通に話があり、受け入れることになりました。

空港側にとっても、今後国際線の就航を拡大しインバウンドを受け入れるためにはグランドスタッフの人手不足解消が鍵となっていて、宮崎交通はこのインターンシップをきっかけに新たな人材確保につなげたいとしています。

初日の2日は、空港の中を見学しました。

(リズカ・デヴィ・ヌル・アウリアナさん)
「とても良い機会で、すごくワクワクしています。専攻が運送なので運送を学びたいですし旅客関係も学びたいです。」

(アヴドラフマン・ハリツ・ルスクワンディさん)
「日本の文化や言語も学びたいと思っています。学んだ知識だけでなく、文化もキャリアとして使っていきたいです。」

4人は3日以降カウンターでの受付業務や搭乗ゲートでの誘導、荷物の仕分けなどグランドハンドリング全般を学びます。
今回のインターンシップを機に長期インターンシップにつなげられないか、期待されています。

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