【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は2日、カンボジアで高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の人への感染例が確認されたと発表した。感染者は15歳の子どもで、性別や容体、感染経路などは明らかにしていない。今年に入って同国での人への感染例は10件目という。  WHOは、一般市民がウイルスに感染するリスクは低いとしている。H5N1は毒性の強いタイプで、カンボジアでは2003年以降、人への感染例は72件確認され、うち43人が死亡。現時点では人から人への感染は確認されていない。


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