モンゴル訪問を終え特別機に乗り込む前に、手を振るロシアのプーチン大統領(左)=3日、ウランバートル
【北京共同】モンゴル政府報道官は4日までに、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が発付されているロシアのプーチン大統領をモンゴルが拘束しなかったことについて、ロシアへのエネルギー面での依存から「困難だった」との認識を示した。ニュースサイト、ポリティコが報じた。 報道官は、ポリティコに宛てた3日付の声明で「モンゴルは石油製品の95%、電気の20%以上を隣国から輸入している」と説明し、これらの供給がモンゴルの存続や市民生活を保障する上で不可欠だと強調。「モンゴルは外交関係において常に中立を維持してきた」とも指摘した。 プーチン氏は2日夜にモンゴルを訪問、3日にフレルスフ大統領らと会談した。
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