フランスのマクロン大統領は、7月に辞任したアタル首相の後任に右派政党に所属するミシェル・バルニエ氏を任命しました。

新たに首相に任命されたミシェル・バルニエ氏は、右派の共和党に所属していて、イギリスのEU離脱の際にはEU側の首席交渉官を務めました。

7月の下院選挙では左派連合、マクロン大統領を支持する中道・与党連合、それに極右政党の「国民連合」のいずれも過半数に達することが出来ず、総辞職したアタル内閣が約2カ月にわたり暫定的に職務を続ける異例の事態となっていました。

一部の政党は早速任命に反対するデモを呼びかけていて、議会運営が難航するのは必至の情勢です。

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