マレーシアの首都・クアラルンプールの繁華街で突然、歩道が陥没し、女性が落下した。現場には深さ約8mもの深い穴が開いており、約200人態勢で捜索したものの、女性は発見されなかった。市内では陥没事故が相次いでいるという。

突然、歩道が陥没…落下した女性は見つからず

クアラルンプールで8月23日、道路が陥没し女性が落下する事故が起きた。

映像には、かばんを持った女性が歩いていると突如、地面が陥没し、タイルもろとも落下してしまう瞬間が記録されていた。

落下しかけるベンチの人(Fire and Rescue Depatment of Malaysia()FRDM))
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陥没の瞬間、ベンチに座っていた人も落ちそうになったものの、へりに手をかけ落下を免れた。しかし、その直後に再び地面が崩落。落下しかけながらも、何とかはい上がり難を逃れた。

現場では、落下した女性の様子を伺おうと、周囲の人が心配そうに穴の中をのぞき込んでいた。

実際の陥没箇所の全貌(Fire and Rescue Depatment of Malaysia()FRDM))

穴の深さは約8m。落下したのは、インドから来た48歳の観光客の女性で、当時、朝食をとろうと寺院に向かっていたという。

陥没事故が相次いでいる市内

さらに、別の場所でも道路の崩落が発生し、市内ではこうした陥没事故が相次いでいるという。

その後、女性の捜索に消防隊など約200人が投入され、現場からは女性のサンダルが発見されたが、これ以上の捜索は危険と判断され、捜索は打ち切られた。
(「イット!」 9月2日放送より)

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