ベネズエラ首都カラカスでのイベントで支持者に手を振るゴンサレス氏=6月(AP=共同)

 【サンパウロ共同】ベネズエラのロドリゲス副大統領は7日、7月の大統領選に出馬し、扇動などの疑いで逮捕状が出ていた野党候補ゴンサレス氏が、亡命先のスペインに向け出国したと明らかにした。選挙後、票の不正集計疑惑が浮上し、マドゥロ大統領に対する抗議デモが続いた。政権は野党への圧力を強め、野党関係者や支持者の拘束が相次いでいた。  検察が2日に逮捕状を取っていた。ゴンサレス氏はこの数日間身を守るため、ベネズエラの首都カラカスにあるスペイン大使館に滞在。両国政府の接触によりベネズエラ政府が出国を許可し、7日にベネズエラを離れたという。


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