ロシア国防省は10日、大規模な海軍演習を開始したと発表した=ロシア国防省提供・ロイター

ロシア国防省は10日、ロシア海軍による大規模演習を開始したと発表した。日本海北西部での演習には中国の軍艦が参加し合同演習を実施した。両国の軍事上の協力関係を強化する狙いとみられる。

ロシア国防省によると、極東ウラジオストクに近い日本海での中国との合同演習では、海上における通信や経済活動地域を防衛する訓練を実施した。ロシア海軍の艦船のほか、中国の軍艦4隻などが参加したという。

ロシア海軍は日本海での演習のほか、太平洋や北極海などでも16日まで演習を実施する。合わせて400隻以上のロシア海軍の軍艦が参加するとしている。

ロシア国防省は演習について、高精度兵器や軍備の準備態勢を確認することが狙いだとしている。

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