ウクライナの首都キーウにある小児病院では、ことし7月8日、ロシア軍によるミサイル攻撃を受け、検察当局によりますと、2人が死亡し、子どもを含む30人以上がけがをしました。
この病院をICC=国際刑事裁判所のカーン主任検察官が10日、視察に訪れ、ウクライナのコスティン検事総長などと記者会見を行いました。
会見で、コスティン検事総長は、当時、ロシア航空宇宙軍で長距離航空部隊を率いていた司令官が、巡航ミサイルKh101を搭載した長距離戦略爆撃機を使って攻撃するよう部隊に命じるなど、直接関与していたことが分かったと発表しました。
この司令官について、ICCは、ウクライナのインフラ施設を攻撃した戦争犯罪などの疑いですでに逮捕状を出しているということで、検察当局は、ICCと連携してロシア側の責任を追及していく考えを強調しました。
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