人と動物の健康や自然環境を一つの健康と考えるいわゆる「ワンヘルス」を推進していくため、福岡県がアメリカのハワイ州と覚書をかわしました。

11日朝、福岡県庁で行われた締結式には、福岡県とハワイ州の関係者など25人が出席し、服部知事とジョシュ・グリーン州知事が「ワンヘルス推進に関する覚書」に署名しました。

ワンヘルスとは、人と動物の健康や自然環境を一体的に守っていこうとする考え方で、40年以上にわたり姉妹提携を結ぶハワイ州とともにこの考え方を広めていくことで合意したということです。

県がワンヘルスの推進に関する覚書を海外の自治体と締結するのはこれが初めてです。

今後は、双方でワンヘルス教育の推進や、専門人材の育成、市民への啓発活動などを行うということです。

服部知事は、「太平洋を挟んだ両地域で人と動物、環境が調和した社会作りにつなげたい」としています。

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