イランのペゼシュキアン大統領(11日)=ロイター

【テヘラン=共同】イランのペゼシュキアン大統領は11日、イラクの首都バグダッドを公式訪問した。イラン国営メディアが報じた。7月下旬の就任以降、初の外遊となる。保守強硬派のライシ前政権は近隣諸国との関係を重視する外交を進めた。改革派のペゼシュキアン氏はその政策を継承する方針だ。

イラク首相府によると、スダニ首相がバグダッド国際空港でペゼシュキアン氏を迎えた。

イラクでは、親イラン組織が駐留米軍への攻撃を繰り返している。駐留米軍は一部の部隊を残して2026年末までに撤収を目指すと伝えられ、撤収後はイランの関与が一層強まりそうだ。

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