ウクライナの首都キーウでは11日、ロシアに一方的に併合されている南部クリミアをテーマにした国際会議が開かれ、アメリカのブリンケン国務長官やイギリスのラミー外相も出席しました。

演説でゼレンスキー大統領は「わたしたちは土地を取り引きに使うことはないし、国民を見捨てることもしない」と述べ、ロシアに占領された領土の奪還を目指す考えを改めて強調しました。

記者会見でゼレンスキー大統領は、ウクライナが作成している戦争を終結させるための計画について触れ「ロシアの決定に心理的、政治的、そして兵器の関連からも影響を与えるだろう」と述べました。

そして「計画は、2回目の平和サミットの前に提示されなければならない。パートナーが支持すれば、ロシアに戦争を終わらせることが容易になる」と述べ、ウクライナの和平案を話しあうため、11月にも開催したいとする首脳会議にあわせて計画への支持を各国から取りつけ、ロシアへの圧力につなげたい考えを示しました。

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