【パリ共同】フランスの対テロ対策の検察官は11日、パリ五輪を標的にしたテロ計画を計3件阻止したと明らかにした。イスラエルの機関などを攻撃対象とした計画も含まれていた。公共ラジオ、フランス・アンフォのインタビューで語った。  1件目は五輪のサッカーの試合に対する攻撃計画で、治安当局は5月にロシア南部チェチェン共和国出身の男(18)を逮捕した。計画はイスラム過激主義に影響されたものだとみられている。  2件目は五輪期間中にパリにあるイスラエルの機関などを標的にした計画。詳細は明らかにしなかったが「イスラエルの五輪チームが狙われたわけではない」とした。  もう一つはフランス南西部ジロンド県出身の2人による五輪期間中のテロ計画。当局は3件で関係した計5人を逮捕した。  7月26日~8月11日に開かれた五輪は当初、テロの懸念が強調され、厳重な警備態勢が敷かれた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。