激しい戦闘が続くウクライナ東部ドネツク州で、支援物資を運んでいた赤十字国際委員会の車両がロシア軍の攻撃を受け、職員5人が死傷しました。

赤十字国際委員会によりますと12日、ドネツク州で支援物資を運んでいた車両がロシア軍の攻撃を受け、職員3人が死亡し2人が負傷しました。

冬に備えて被災地域にまきや練炭を配る準備をしていたところ、砲撃を受けたということです。

ゼレンスキー大統領は自身のSNSで、「ロシアが人道支援の車両を攻撃した」として、赤十字のロゴマークが入ったトラックが炎上する写真を投稿しました。

赤十字のミリアナ・スポリアリッチ総裁は、「職員への攻撃を最も強い言葉で非難する。支援物資の配布場所を攻撃することは言語道断だ」と述べ、強く非難しました。

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