中国人の身柄確保に関わった台湾海巡署の職員ら(14日、台湾新北市)=共同

【台北=共同】台湾海巡署(海上保安庁に相当)は14日、北部、新北市の海岸付近で中国から来たとみられるゴムボートを発見し、中国人1人の身柄を確保したと発表した。中国で負債を抱え、台湾で新しい生活を始めるために来たという趣旨の供述をしている。密航の可能性がある。

脱水症状があり、医療機関に搬送した。ボートは長さ3.6メートルで、海岸から約100メートルの海上で発見された。台湾は中国船の侵入を警戒しているが、ボートが小さかったためレーダーで観測できなかったという。

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