このイベントは、大会で使われたグッズなどを記念にするとともに、再利用してもらおうと大会の組織委員会が企画しました。

初日の14日は、パリ近郊・サンドニで行われ、会場周辺には朝早くからお目当てのグッズを購入しようという人たちの長い行列ができました。

屋外に設けられたブースには、ボランティアのシャツや聖火ランナーが着ていたスポーツウエア、それに表彰式で使われた各国の国旗などさまざまなグッズが並べられました。

コップは1ユーロ(日本円で156円)、シャツは10ユーロ(日本円で1560円)など求めやすい価格で販売されていて、訪れた人たちは品定めしながら次々と買い求めていました。

日本が金メダルを獲得したゴールボールで、親友が審判だったという男性は、「国旗があるとは知らなかったが日本の旗を見つけたのですぐに購入した。全部で250ユーロ使った」と話していました。

大会の組織委員会で循環経済を担当するカロリーヌ・ルイさんは「再利用などを進める循環経済のアプローチは前例のない取り組みだ。この大会が、人々の生活にスポーツを根付かせ、環境問題などへの取り組みに寄与することを望んでいる」と話していました。

このイベントは、来月半ばまでフランス各地で週末ごとに行われます。

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