トランプ前大統領(7月、米ウィスコンシン州ミルウォーキーで)
米メディアによると、拘束されたのはハワイ州在住で元建設作業員ライアン・ラウス容疑者(58)。自身のX(旧ツイッター)で2020年、トランプ氏に対し「失望した。あなたが消えてくれたらうれしい」と投稿していた。 事件現場はトランプ氏が所有するゴルフ場。警護隊がコース外周のフェンスから銃を向ける容疑者を見つけ、4~6回発砲した。トランプ氏との距離は約270~460メートルだった。男がいた現場からは、殺傷力が高い照準器付きのAK47自動小銃などが見つかった。◆ハリス副大統領「トランプ氏が無事で良かった」
事件を受け、バイデン大統領(81)は警護隊に警備の徹底を指示。大統領選を戦うハリス副大統領(59)は自身のXに「トランプ氏が無事で良かった。米国に暴力が許される場所はない」と投稿した。 トランプ氏は7月13日、ペンシルベニア州バトラーでの集会で演説中に、120~150メートル離れた建物の屋上から銃撃され、右耳を負傷。参加者1人が死亡、2人が重傷を負い、犯人の男は現場で射殺された。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。