FRBの金融政策が発表される前は円相場は1ドル=142円前後でしたが、発表を受けて、一時、1ドル=140円台半ばまで値上がりしました。

大幅な利下げによって日米の金利差が縮小するという見方が広がったためです。

ただ、パウエル議長の会見内容から今後の利下げのペースが不透明だという見方が出て一転してドルを買い戻す動きが進みました。

また、ニューヨーク株式市場では、大幅な利下げによって景気や企業業績が下支えされるという期待感から買い注文が広がり、ダウ平均株価は一時、370ドルを超える値上がりとなって取り引き時間中の最高値を更新しました。

その後、パウエル議長の会見を受けて売り注文が出て、ダウ平均株価は下落に転じました。

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