【モスクワ共同】ウクライナ軍による無人機攻撃の影響でロシア西部トベリ州トロペツの弾薬庫が爆発、炎上したことに関連し、ノルウェーの地震研究機関「NORSAR」は18日、同日未明から朝にかけてトロペツ周辺で17回の地震を観測したと発表した。マグニチュード(M)は最大2・5で、爆発による衝撃規模の大きさを物語った。  ロシア側によると、無人機の迎撃で撃墜した破片が弾薬庫に落下し、爆発につながった。ゼレンスキー大統領は「ロシアを弱体化させる重要な成果があった」と述べた。  ロシアメディアによると、ロシア当局はトベリ州の住民に対し、火災などの写真や映像をインターネットなどで公開しないように呼びかけた。公開すれば「敵側の行動」だとみなし、捜査対象になり得ると警告した。  ウクライナ東部ドニエプロペトロフスク州の当局者は18日、同州ニコポリ地区にロシア軍の攻撃があり、1人が死亡したと発表した。


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