【キーウ共同】AP通信によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、米ペンシルベニア州スクラントンにある砲弾生産工場を訪問する。ゼレンスキー氏は今回の訪米で、国連総会に出席するほか、バイデン大統領らと会談し、対ロシア戦争終結に向けた「勝利計画」を示す考えだ。  この工場では、ウクライナの戦場で多用されている155ミリ砲弾が生産されている。ウクライナは米欧からの砲弾の安定供給を求めており、APによると、ウクライナはこれまでに米国から300万発以上の155ミリ砲弾を受領した。  ゼレンスキー氏は24日からニューヨークで始まる国連総会の一般討論演説に出席し、26日にワシントンでバイデン氏や民主党大統領候補のハリス副大統領と会談する予定。共和党候補のトランプ前大統領との会談も調整されている。  ゼレンスキー氏はバイデン氏らに勝利計画の内容を説明する。ウクライナ政府高官によると、計画では、勝利に必要な米欧兵器を供与して、長射程ミサイルによるロシア領攻撃を容認するよう求める。


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