日本支援の医療機器の供与式に出席した(右から)松田邦紀駐ウクライナ大使、心臓研究所のトドゥロフ所長、ウクライナのリャシュコ保健相ら=23日、キーウ(共同)
【キーウ共同】ロシアの侵攻が続くウクライナの医療支援のため、日本の無償資金協力でウクライナ全土の30施設に提供が決まったMRIなどの医療機器の供与式が23日、首都キーウ(キエフ)の心臓研究所で開かれた。松田邦紀駐ウクライナ大使は「戦時の健康リスクや不安の解消につながり、傷ついた人々の治療に役立つよう望む」とウクライナ語で表明した。 ウクライナ側はリャシュコ保健相が出席し「ロシアの攻撃から人々を救うための支援に感謝する」と応じた。 国際協力機構(JICA)を通じた総額約44億円の支援で、CTやMRI、手術用顕微鏡を提供。一部を除き既に供与され、心臓研究所にもMRIが設置された。
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