ウクライナのゼレンスキー大統領は、国連総会への出席やアメリカのバイデン大統領との会談のため、アメリカを訪れていてABCテレビのインタビューに応じました。

この中でバイデン大統領をはじめ、大統領選挙の民主、共和党の候補、ハリス氏と、トランプ氏の双方に示すとしているみずからが策定した「勝利計画」について、ゼレンスキー大統領は「戦争を止める外交的手段への橋渡しだ。軍や国民を強くすることでウクライナの強い立場を築き、外交的手段でプーチン大統領に戦争をやめさせることができる」と述べました。

そのうえで、「われわれが思っているよりも平和に近づいている。戦争の終結に近づいている。ただ、われわれは強くならなければならない」と述べ、アメリカとその同盟国に対し、ウクライナへの支援を強化するよう訴えました。

また、先月から続けているロシア西部クルスク州への越境攻撃については「プーチン大統領はとても怖がっている。なぜなら、プーチン大統領が自国の領土を守れないことをロシア国民が知ってしまったからだ」と指摘し、成果を強調しています。

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