【ニューヨーク、キーウ共同】国連安全保障理事会は24日、ロシアによるウクライナ侵攻を協議する会合を開いた。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアのプーチン大統領は多くの国際規範を破壊した」と述べ、ロシアに圧力をかけて平和を実現する必要があると訴えた。  ゼレンスキー氏は、国際社会が結束してロシアを追い詰めて戦争を終結させるため「行動が必要だ」と語った。自らが提唱する和平案「平和の公式」は国連憲章に基づいているとし、賛同を求めた。  ロシアがウクライナの原発に対する攻撃を準備しているとし、証拠があると主張した。  ブリンケン米国務長官は、北朝鮮やイランがロシアへの武器提供を機に同国との軍事協力を深めていると危機感を示し、中国も電子部品などを供給してロシアの戦争継続を後押ししていると指摘した。  「各国がロシア支援をやめれば、侵略はすぐ終わる。ウクライナ支援をやめれば、ウクライナはすぐ終焉を迎える」と述べ、支援継続を求めた。


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