2020年9月、ドイツ・ベルリンの公有地に設置された従軍慰安婦の被害を象徴する少女像(共同)

 【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリン市ミッテ区の公有地に韓国系市民団体が設置した従軍慰安婦の被害を象徴する少女像について、区は設置を認めた期限が切れるのを前に24日、団体に私有地への移設を提案したが、団体は拒否した。区は25日、4週間以内の撤去を命じると発表した。  団体は戦時下の性暴力を伝える像として恒久的な設置を求めていた。19日に区議会で少女像を残すことを求める動議が賛成多数で採択されたが法的拘束力はなく、区長は公有地の明け渡しを求め、団体と代替策を協議すると表明していた。  少女像は韓国系市民団体「コリア協議会」が2020年9月に設置した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。