米 “NY市長を連邦法違反で起訴”と報道 市長は争う姿勢示す

ニューヨーク・タイムズなどアメリカのメディアは25日、関係者の話として、ニューヨークのアダムズ市長が連邦法違反で起訴され、詳細は26日に公表される見通しだと伝えました。

アダムズ市長をめぐっては、初当選した2021年の市長選挙の際に、トルコ政府に領事館の設置で便宜を図った見返りとして違法な献金を受け取っていたなどと報じられています。

ニューヨークでは市警のトップなどアダムズ市長を支える幹部が相次いで自宅の捜索を受けたり辞職したりしていました。

アダムズ市長は25日、声明を発表し、「何か月もの間、私の信用を失墜させ、罪を着せようとする情報のリークやうわさがあとを絶たなかった。私は無実だ」と述べ不正行為を否定し、争う姿勢を示しました。

アダムズ市長は引き続き市政の運営にあたる考えを強調しましたが、辞職を求める声も高まっていて市政がさらに混乱することも予想されます。