第11管区海上保安本部によりますと、中国海警局の船2隻が、26日午前3時ごろ尖閣諸島の南小島の沖合で相次いで日本の領海に侵入しました。
午前3時10分の時点で、南小島の南南東およそ21キロの領海内で日本の船1隻が航行していて中国海警局の船のうち1隻は南小島の南東およそ21キロ、もう1隻は南小島の南南東およそ20キロの領海内を航行しているということです。
海上保安本部は中国海警局の船が日本の船に近づかないように巡視船を日本の船の周囲に配備し安全を確保するとともに、直ちに領海から出るよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは25日に続き2日連続で、ことしに入って12件目です。
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