【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は27日、西部アリゾナ州のメキシコ国境を同日に訪問した民主党候補のハリス副大統領が不法移民の流入を招いたとして批判を強めた。激戦州の中西部ミシガン州での選挙集会で「ハリス氏は責任を取って辞職し、出馬もやめるべきだ」と訴えた。  メキシコと接する南部国境から流入する中南米系の不法移民対策は大統領選の主要争点。高止まりしていた不法越境は減少傾向だが、トランプ陣営は最大の攻撃材料とみている。大接戦が続く中、厳格な移民対策をアピールして選挙戦の流れを引き寄せたい考えだ。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。