北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は29日、7月下旬に大規模な水害に見舞われた北西部の平安北道の住宅建設現場を視察した。朝鮮中央通信が30日、報じた。復旧には時間がかかっており、金氏は「最短期間で住宅建設を最高の水準で完工しなければならない」と強調した。

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 金氏の水害現場の視察は、7月28~29日と8月8~9日に続いて3度目。金氏は8月の視察の際、住宅の新設と補修工事が終わり、生活が安定するには少なくとも2、3カ月かかるとの見通しを示していた。(ソウル=太田成美)

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