【ワシントン=秋山裕之】バイデン米大統領は10日(日本時間11日未明)の日米首脳会談後の共同記者会見で、日朝首脳会談の実現を支持する考えを示した。「韓国とも協議をもったうえで対話を続けていくことには非常に賛成だ」と述べた。

岸田文雄首相から日朝首脳会談に向けた調整の見通しの説明があったと明かした。「私は日本と首相を信頼している」と語った。

会談後、共同記者会見に臨む岸田首相(左)とバイデン大統領=10日、米ホワイトハウス(共同)

首相は記者会見で「拉致問題の即時解決に向けた米国の引き続きの理解と協力を求め、バイデン大統領から改めて力強い支持を得ることができた」と強調した。

「日朝間の実りある関係を樹立することは日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与する」と話した。

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